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ビバーク練習

ビバーク練習

ビバーク練習
日本で一番過酷とも言えるトレイルレーストランスジャパンアルプスレースに出場するに当たり、ビバーク経験のない陽希のため、田中と二人で前武尊に行った。

この大会に出場するには色々な基準をクリアしなければならない。たとえば・・・

1.露営技術:標高2,000m以上の場所において、1回以上のファーストビバーク体験があること
2.山岳/走力:1日に、コースタイム20~34.2時間以上の山岳トレイルコースを、コースタイムの60%(12~20時間30分)以下のタイムで走りきれる体力と全身持久力を有すること
3.平地/走力 フルマラソンを3時間30分以内、100kmマラソンを10時間以内に完走できる体力を有すること

など。

前日に赤城トレイルランニングレース(27km)に出場し、翌日は大会提出用にフルマラソンでタイムを出し、その夜にビバークと言う、少々強引とも思えるスケジュールをこなす二人。

この夜の気温は5度。基準は軽装と決まっているので、寒さの中で寝る事にかなり苦労したようだ。陽希は「こんなに寒いもんだと思わなかった。経験しておくべき事だと実感した」とコメント。

トランスジャパンアルプスレースも本番が近づいている。これから二人はこのレースに向けての調整に入る。

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