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Expedition Africa 2017を終えて

Expedition Africa 2017を終えて

南アフリカの大自然を舞台に行われた『Expedition Africa』。今回は予想をはるかに超えたワイルドでアドベンチャーなレースとなりました。イーストウインドは結果6位(39チーム出場)でした。



田中正人
今回のレースでは、慎重な判断を徹底的に排除して攻めの姿勢を崩さずに挑むことをチームの目標としました。レース中盤では一時トップ争いも展開できました。しかしながら実力差から2~3位争いに転じ、そこでもトップに何か起こるか分からないのがレースであるため踏ん張り続けました。肉体的に限界近くで行動しつつも睡眠時間を減らしたために、終盤に精根尽き果てたようにミスを連発してしまい、6位という結果に沈みました。反省点は多いですが悔いは全くありません。自分たちの弱み、目指す課題がより明確にもなりました。これを糧にして8月の世界選手権に向けて邁進して行きます。引き続きの応援をお願い致します。

 

 

田中陽希
今回は改善点や反省点が多く、収穫の多いレースでした。これも、睡眠や休養を優先しない常に前へ前へと突き進み続けたからこそ得ることができたと思っています。個人的には、ナビゲーターの一人としてレース終盤のミスを最小限に押さえるフォローする余裕がなくなってしまい、チームの足を引っ張る結果となり、自分自身の甘えや心の弱さを感じることになりました。また、常にプッシュを続けたために、余裕がなくなるとクリアしていたはずの感情の浮き沈みが多い自分が現れてしまい、時にはチームの雰囲気に影響を与えてしまいました。8月までのわずかな時間で、しっかり修正してどんな状況下でも常に平常心でいられるように努めていきたいと思っています。

 

西井万智子
私自身、今回のレースで海外戦は4回目となります。アドベンチャーレースは毎回コース環境も内容も展開も違い、とても面白いです。前回のオーストラリア大会では寝過ぎだったという事で今回は攻めて行こうと決めて行った結果、常に追い込んでいる状態が続き、最終セクションでは正常な判断がチーム内で出来なくっていました。臨機応変な判断と対応が出来るようになる事が必要だと改めて思いました。今回のレースの課題の洗い出しをし、次の8月の世界選手権では訂正して出場したいです。

 

米田英昭
今回、初めてイーストウインドの一員として世界的な大会を戦い、素晴らしい経験をさせて頂きました。表彰台には上がれませんでしたが、現地でも「My team!」とフニッシュを祝ってくれる方もいて、南アフリカの地にインパクトを残せたかと思います。問題の最終レグについては、前日、前々日の睡眠不足から疲労で、肝心な所で力を出せなかったのは明らかなで、今後戦略をよく考える必要がありそうです。現地のスタッフにも「2時間は休まなきゃ」と後で痛い所を突かれています。常に上位のポジションで海外のチームと競り合う事で、誇り高く、純粋にレースを楽しみました。同時に、彼らと比較してチームの足りない所、できている所を見直すいい機会になりました。個人的にはイーストウインドの本格的なレースペースに合わせられない所が多々あり、ブレーキをかけてしまった所が反省点です。次回出場する機会があれば、今回の経験を活かしつつさらなるパワーアップをして優勝を目指して戦いたいと思います。今後ともよろしくお願い致します。



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たくさんの応援をありがとうございました。

【Expedition Africa 2017 Result(10位まで)】
 1位 25 SKYLOTEC ADVENTURE(スウェーデン)
 2位 26 THUNDERBOLT AR(オーストラリア)
 3位 08 NEVAREST JABBERWOCK (南アフリカ)
 4位 19 NANTES ADVENTURES(フランス)
 5位 02 CASTLE LITE(南アフリカ)
 6位 09 EAST WIND(日本)
 7位 20 OLYMPUS(南アフリカ)
 8位 37 A2A RANGERS(南アフリカ)
 9位 23 BUCO ADVENTURES(南アフリカ)
10位  24 PLETT AR (南アフリカ)

以下の順位はこちらをご参照ください。
http://www.kineticgear.org/leaderboard/

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