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Patagonian Expedition Race 2016への道(11) 装備

Patagonian Expedition Race 2016への道(11) 装備

一般的にアドベンチャーレースは種目が決まっていません。多くは、そのコースとなる地形を活かした種目が設定されます。
主にはトレッキング(山岳地帯)、カヤック(海や川)、マウンテンバイク(登山道やトレイルや未舗装路)、ロープアクティビティ(崖)ですが、時にはスキューバーダイビングや乗馬などもあります。
ルールとして、その行程はすべて地図とコンパスを頼りに進みます。

今回のPatagonian Expedition Race(PER)の種目は、カヤック、トレッキング、マウンテンバイクです。しかし、トレッキングセクションでは、各自アイゼン(氷雪上を登降する際に靴底につける滑り止めの爪状の金具)とクライミング装備、チームで30メートル以上のロープ(直径8㎜以上)が常時必携となります。つまり、氷河が出てきたら自分たちの判断でアイゼンを装着し、崖が出てきたら自分たちの判断でロープを使って上降しろということ。

レースに必要な装備はかなりの量で、しかも安全性が適切な物でないと、レースに参加できません。
そのため、事前に主催者による装備チェックを全チーム受けます。

我々は他のチームより早く現地入りしていたので、スタッフが予定より早く装備チェックをしてくれました。
オールクリアで良い出だしとなりました。

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レース中の種目の入れ替え地点(トランジットエリア=TA)では、素早い入れ替えが勝負の鍵となります。
マウンテンバイクも短い時間で専用箱から出し、組み立て、そして使用後も短時間で仕舞うことが求められます。
事前にこれも練習します。出すのも、仕舞うのも5分以内が目標です。

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現地に入ってからは、朝ランニングが日課。街中や郊外を走っていますが、ここは小さな公園が点在しています。
これは倒木での渡渉練習(のつもり)。

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本番はこんな感じ。

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