【PER2018】大トラブルの中、レース詳細発表

11/18 23:00(チリ現地時間）

サンチアゴで足止めとなっていた自転車を受取に行った田中正人は、長い長い時間待って、やっと受け取ることができました。
現在、4台のバイクボックと共にプンタアレナスに帰る便で移動中です。

田中がサンチアゴで受取を待っている間、レース詳細の発表と地図が配布されました。

【レースの詳細】

1) Trekking　55km
2) MTB　116km
3) Trekking 47km
4) MTB 147km
5) Trekking 89km
6) Kayaking 40km
7) MTB 32km
8) Trekking 34km

総距離　560㎞

距離自体は短いように見えますが、パタゴニアの大自然はとてつもなく厳しく、強風で有名なパタゴニアウインドや足場の悪い泥沼地が待っています。
今まで2月に開催していたPERですが、今年は11月で現地は早春。陽は長いのですが、寒冷でもあります。

コースディレクターによると、現在の天候は良い方ではなく、2週間前のセクション1ではまだ8～10mの残雪がある場所もあるとのこと。天候によっては、スタート時間を遅らせる場合もあります。

サンチアゴで受取を待つ田中とプンタアレナスにいるメンバーは、情報を基にレース戦略をスマホでやり取り。
田中が不在ではありましたが、これがチーム総力戦としての士気を上げる良い機会としたいと思います。

PERは単なるレースではありません。真のエクスペディションです。
完走できるのは2～3チームになります。
レース期間は10日間ですが、トップチームで10日間丸々掛かります。
PERは世界のアドベンチャーレース界でも異質に捉えられています。
しかしながら真のアドベンチャーレースとは何かをPERは実証するレースです。
だから我々はPERに挑み続けています。

ここから巻き返していきます！！
応援をよろしくお願いします。