陽希「グレートトラバース～百名山一筆書き～」を終えて

田中陽希です。

4月、屋久島から壮大な旅(挑戦)の一歩を踏み出しました。210日間、百の頂を目指し、7800キロを歩き、4つの海を渡る人力のみでの旅。百座を登破したとき、何を感じるのか大きな希望と期待を胸に抱き歩き続けてきました。

日本列島の季節の移ろいを感じ、各地の文化や風土にふれ、多くの人と出会いました。そして、たくさんのことを感じ、学び、発見し、人とのつながりに驚き、感動の連続になりました。

また、時に自然に助けられたり、時に自然の厳しさを感じたりすることも、動力を使わないことで、長い間、心身に強い衝撃や感動を与えてくれました。

このように様々な経験をすることができた先、10月26日に最後の百座目となる、利尻岳に登頂することができました。あまりに膨大な時間の中で濃密な日々を過ごしてきたため、旅を振り返るだけで、もう一度旅が楽しめそうな気がします。しかし、旅を終えたときは不思議なことにあっという間という印象でした。

これからはまた旅を始める前の生活に戻りますが、少しずつ旅を終えて得たことを 整理して、たくさんの方々に伝えていきたいと考えています。長い間、多くの声援とご支援誠にありがとうございました！ 旅は終わりましたが、時が流れるように、また僕自信も新たな一歩を踏み出していきたいと考えています。今後とも応援よろしくお願いします。