Team EAST WINDが出場するアドベンチャーレーシングワールドシリーズ『Estoril Portugal XPD Race』が、11月30日にスタートします。
チームは、本日27日に、ポルトガルに向けて無事出国しました。
総距離712kmを5日間で走破する大型レースに15カ国から33チームが出場します。
このレースで3位以内に入れば、来年のアドベンチャーレーシングワールドチャンピオンシップ(世界選手権)の出場資格が得られます。
Team EAST WINDの目標は、この3位以内です。
今回のレースの特徴は種目数が多いこと。
トレッキング:137.8km
コーステアリング(海岸沿い走り):59.0km
オリエンテーリング:60.0km
マウンテンバイク:289.0km
インラインスケート:60.0km
カヤック:106.8km
スイミング:0.5km
その他に、ケイビング(洞窟)、カヤックサーフ、サーフボード、スキムボード、ロッククライミング、アッセンディング(ロープ登攀)、ディッセンディング(懸垂下降)、アーチェリーなどがあります。
また、バイアスロンというセクションも設定され、チームメンバーが2:2に分かれて、マウンテンバイク+ランニング、カヌー+ランニング、マウンテンバイク+インラインスケートを同時に行なったり、オリエンテーリングセクションでは個人やペアに分かれて競技が行なわれることもあります。これらの種目のセクション総数が26にも及びます。
さらに、チェックポイント数が96個もあり、その中には通過が義務付けられたチェックポイント(CPO)以外に任意のチェックポイント(CPF)もあります。
今回のレースの特徴は、レース戦略が非常に重要ということです。
もちろん体力、技術も大切だが、チームをどうマネージメントするかが問われます。
注意深い選択と判断、集中力、チームワークをフルに発揮することが良い結果につながります。
新人の田中陽希と山北道智、それに本格的なレースは7年ぶりの宮内佐季子。
不安要素もあるが、今ある能力を出し切って満足のいくレース展開を目指すつもりです。
レース中、全チームがGPSトラッキング装置を持たされます。
従って、リアルタイムでレースの模様が大会ホームページから把握することができます。
是非、以下のサイトからTeam EAST WINDの奮闘ぶりを見てやって下さい。
http://www.portugalxpdrace.com/estoril08/en/index.php
チームキャプテン田中正人