約47時間かけて、今回の集合地点のコルンバに到着しました。コルンバはボリビアとの国境になります。
レース開催地となるパンタナルは野生動物の宝庫。ブラジルに生息する動物のほとんどがこの地域で見られます。パンタナルの象徴とも言われるズグロハゲコウは羽を広げると2mにもなります。カピパラやワニもいます。
今回、気をつけなくてはならないのが、ヘビ、エイ、蜂、ジャガー、ピラニア。中でもエイと蜂は、要注意との案内がありました。
パンタナルで一番危険な生物はエイ。砂に身をひそめていて、危険を感じると毒を持つ尻尾をムチのようにして攻撃を加えてきます。そこで、選手はトレッキングポールが必携。歩く前方の地面をポールで突いて進みます。
11/11は装備とスキルのチェックです。装備チェックとは、規定された必要装備をきちんと持っているか、使えるかなどのチェックです(必須装備はこちらをご参照ください)。
スキルチェックは、このレースに出場するだけの技術を持っているかのチェックです。
今回は、ロープとスイムのチェック。
ロープチェックは、ハーネス装着技術、下降器へのロープセット技術、3m程度の懸垂下降技術のチェックでした。
スイムは4人が2グループに別れてタンデム艇(2人乗りの艇)に乗って100m程漕ぎ、1人が艇を降り、泳いで岸まで帰ってくる。これを交代して全員が十分なスイムができるかどうかのチェックでした。
我々は問題なく合格しました。
装備とスキルチェックは11/12いっぱいまで続き、夜は開会式。そして11/13はいよいよ競技説明会です。
【今回の出場国(チーム数)】
日本(1)
スペイン(1)
ニュージーランド(1)
イギリス(1)
アルゼンチン(1)
ブラジル(12)
チェコ(2)
エストニア(1)
スウェーデン(3)
フランス(2)
南アフリカ(1)
オーストラリア(1)
ノルウェー(1)
スイス(1)
コロンビア(1)
USA(2)
ウルグアイ(1)
以上17か国、33チーム