今回のレースの敗因はリーダーとなる僕の判断ミスが大きな原因である。
レースの最終ゴールをトップで通過したものの、スコアーOでの60分のペナルティが影響してまさかの6位。
1Dayの本格的なアドベンチャーレースでの判断の甘さが出てしまった。正直、レース中はペナルティを受けてしまったことによるショックよりも自分たちの力であればいくらでも挽回できるという自信のほうが強かった。
しかし、予想以上に後続との差がつかないことにレース中気づき、徐々に焦りが出てきた。つまらないところでナビゲーションのミスを起こし、大会側の意図とは違う勝手な解釈でつまらぬミスを起こしてしまった。
トップだった順位も一時は3位まで後退してしまい、挽回するためにペースを上げまたミスをする。
上位にいながら出場チームで一番距離を無駄に走ったこととなった。中盤から確実に冷静さを欠いていた。
今回のレースでよかったことは、この経験ができたことだ。一時は3位まで後退し、1位とは20分以上の差をつけられていたが、追いつき1位でゴールできたことは、常に挽回できるとチーム全員が信じ、行動に移せたからである。
また、焦りはあったものの常に声を出し、メンバー全員に集中力を絶やすことがないように心がけたことは良かったことである。
次回は3週間後の長州大会では、今回の反省点が生かせるだろう。
出場メンバー:田中陽希、倉田文裕、中澤綾子