世界選手権を来月に控え、チームトレーニングで槍ヶ岳へ。
大会開催地となるエクアドルは標高が高く、4000m級の高地まで行く可能性もあるという事で、高山病への対策が必要になります。
個人差が大きいものなので誰にどのような症状が出る傾向にあるかを見るために標高3180mの槍ヶ岳に登り、行動中のパフォーマンスの変化を確認。
続いて槍ヶ岳山荘横のテン場にてキャンプをして、睡眠時の血中酸素濃度を測定し、各メンバーの傾向を確認しました。
血中酸素濃度が低下すると生理反応として心拍数が上昇してしまうので寝ているのにカロリー消費が増えてしまうこともあります。
特にヨネとテツに血中酸素濃度の大幅な低下が見られるので、これを改善するトレーニングが必要になります。
更には各メンバーの傾向を踏まえて睡眠のタイミング等のチーム戦略が重要になってきます。
既にレースは始まっている様に感じます。
文責:米元瑛(ヨネ)