9月に出場する世界選手権(2025ARWC - Expedition Canada)に向けて、トレーニングとして福島県楢葉町で開催されたレースに出場してきました。
メンバーは選手権と同じ、ヨネ、田中、明日香、ジョージ。
せっかく出るならできるだけ本番に近づけよう!ということで、主催者に特別に許可をいただき、バイクボックスとパックラフトを持ち込んで福島に乗り込みました。
バイクボックス:海外レースでは主催者がTA(トランジットエリア)からTAへマウンテンバイクを運ぶことがあるので規定のボックスに出し入れする必要があります。この出し入れの速さも肝になるのですが、今回の国内レースではバイク運搬が無いので、ボックスに入れる必要なし!でもあえて練習のためにボックスから出して組み立てから行いました。
パックラフト:今回のレースのパドルセクションは主催者がその場に用意したSUPを漕ぐ設定でしたが、我々はスタートからパックラフトを担ぎ、藪漕ぎ、バイクに乗り、川についたら自分たちで膨らめて、漕いで、畳んで、また担いで...と、負荷高めの設定にしてみました。
ナビゲーターはいつものヨネ&田中、ジョージは指示書を握りしめる係、産後アドベンチャーレース復帰戦の明日香は体力が戻りきっていない体に鞭を打って前に進む、そんな様子でレーススタート。
鮎解禁日にちなんだクイズ、迫力ある崖の海岸線バイクセクション、深い森へ続くしんどい登り、楽しい藪漕ぎ、暑い日にたまらない涼しい沢歩き、隠れた川の藪漕ぎパドリング。5時間という短い時間にアドベンチャーの楽しさがぎゅっと詰め込まれたコースでした。
ジョージ個人としては、途中、指示書の内容を田中さんに伝えきれず、「この内容をちゃんと伝えられていればクイズの回答がすぐにわかったのに!」と後悔しましたが、カナダのレース前に改めてコミュニケーションを見直す機会になったので良しとします!
また、ヨネ&田中のナビゲーション連携がキラリと光り、間違った方向へ行きかけたのを瞬時に修正してくれたシーンもあったので、頼もしさ倍増。
そして、今回のレースで一番印象に残ったのは帰り道でヨネが明日香さんに向けた一言でした。
「明日香さんには声をかけやすく会話が弾むので辛い登りも短く感じた。これは俺が人より多くの荷物を持つことができるという能力と同じように価値があり、明日香さんの素晴らしい能力の一つだ。それぞれが自分の持っている能力を最大限発揮してレースに挑んでいるのだから、そこに優劣や上下は存在しない。みんなフラットな関係でいたい。」
こうゆうことをサラッと言ってしまえるのがヨネの素晴らしさですが、この言葉に、アドベンチャーレースにおけるチームワークの真髄を見ました。
それぞれ別々の能力をもった凸凹のチームだからこそ出せる力がある。
この日の学びを胸に、カナダに向けてまだまだ頑張ります!
文責:所幸子(ジョージ)