現地時間:12月4日 20:00
日本時間:12月5日 11:00
トレッキングとカヤックのコンビネーションである第4ステージは、茹だる様な暑さ、ナビゲーションの難易度の高さ、水不足、そして潮位が容赦なく選手に襲い掛かります。しかもトレッキングはカヤック装備を持って歩き、昼夜問わずの10kmのポーテージ(艇運搬)は、選手の体力を奪っていきます。 また生い茂るマングローブの根で作られた水路は泥臭く、ワニが生息しています。あるチームの艇の下にはワニがいたようですが、当人たちは気付かず。
日中は35度にものぼるため、水分は選手の死活問題。特に遅いチームになればなるほど、水に辿り着くまでに時間がかかります。主催者のトップ予想時間は15時間ですが、トップチームですら20時間かかっています。
No.26La Ruta Landroverは艇を縛り付けて仮眠を取っていたのですが、縛り付けがうまくいかず、艇が出ていってしまったようです。ここで残念ながらレース終了。 この時点でNo.26La Ruta LandroverとNo.23 Trópico Extremoの2チームがリタイヤ。合計3チームがレースを棄権しました。
そしてイーストウインドは、この時点で11位争いまで急伸してきました。間もなくこの地獄の第4ステージを終えます。