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アドベンチャーレース世界選手権inブラジルへの道(5)

アドベンチャーレース世界選手権inブラジルへの道(5)

7月のメンバーのトレーニングレポートです。

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7月のトレーニング目標

■田中正人
具体的な数値目標は決めていませんでしたが、走り込み量を増やして地脚を作ることと、カヤック、MTBの練習もできるだけ増やしていき、これからの追い込み時期に耐えられる体作りを目標にしていました。

■山北道智
足の治療と基礎体力の維持、上半身の強化 

■西井万智子
走行距離200km

■高濱康弘
ランに関しては、4月に痛めた左脚の回復を最優先事項としつつ、長距離をこなしても再発しないようケアを怠らないことを目標とした。


7月のトレーニング結果

■田中正人
ラン(月間走行距離:155.7㎞、その他、山中での作業などで体力は使ってきた)
カヤック(実走61.2㎞、エルゴマシン3時間10分)
MTB(実走200㎞、ローラー台1時間40分)
筋トレ(スクワット700回、懸垂160回、その他)

■山北道智
ラン・203km、富士山登山、腕立て伏せ、腹筋、背筋、懸垂など筋トレ
トレーニング日数合計23日

■西井万智子
走行距離は96km
エルゴマシーン3時間
MTB200km
カヤック約28km
その他、土合駅階段トレ1回、ダッキートレなど。
体重55kg(先月から-2kg.春から-8kg減)

■高濱康弘
ラン:400.5km
MTB:200km
カヤック:実走12km、エルゴマシン3時間20分
筋トレ:懸垂30回、スクワット100回、腹筋150回、背筋80回、腕立て120回


7月トレーニングの所感

■田中正人
ランの走り込み量はなかなか伸びず不十分だった。
7月に入り、イベント業務が増えてトレーニング時間の確保が難しくなった。
1日で長距離(50㎞以上)を走り込むようにするなど工夫が必要。
パドリングは意外と実践できたと思うが、本番に向けてはチームトレで1日で50㎞以上漕ぎ込むことを始めていかなければならない。
MTBも同様で一日で150~200㎞を走り込み、走り終わるときには疲労困憊している状況に追い込むようにしていかなければならない。

■山北道智
サロマ湖ウルトラマラソンで左足を痛め、数キロ走ると左ひざが痛むというサイクルを繰り返し、2回鍼に通った。鍼は一定の効果があるようで、痛みの出る距離が長くなったり、富士山への登山でも問題なく歩くことができた。
また、上半身の強化を目的に腕立て伏せ、懸垂等にも取り組み、普段と違う体の使い方をした分少しのトレーニングで効果を実感した。ブラジルに向けて計画的に予防接種を打つ必要があるため、今月は黄熱のワクチンを接種した。

■西井万智子
目標の走行距離は達成できず、毎日の小さな積み重ねを大事にしなければいけないと思いました。
体重は減ったおかげで、前よりは楽に走れるようになりました。

■高濱康弘
ランについては、トレランレースで88kmを1回、ビバーク装備を背負った縦走スタイルで120kmを1回大きなトラブルがなくこなせたので左脚はほぼ完治したと考えても良さそう。
合計距離についても400kmを達成できたので地脚としての仕上がりもそこそこのレベルまで来ていると思う。
一方MTB、カヤックについては平日に実践トレーニングすることが難しいことから、距離が伸び悩んだ。
エルゴマシンによるパドリングの実践については、実際に艇に乗って漕艇する時との感覚のズレが大きいため、慎重に利用すべきと考えている。
引き続き、自分に合ったエルゴマシンの使い方についての研究をすすめたい。

7月のトレーニングから見えてきた課題

■田中正人
日々、細かな時間を見つけてのトレーニングを行なってきたが、目的を持ってのまとまった時間確保と、それによる長時間、長距離のトレーニングを実施していかないと伸び率に限界があるように思う。
また、月末にぎっくり腰を患ってしまったため、身体のケアも日常的に留意していきたい。
これからトレーニングの負荷をどんどん高めていかなければならないので、忙しいときにこそストレッチなどのケアを怠らないようにしていかなければと思う。

■山北道智
やはり足が治りきっていないため、引き続きメンテナンスに時間を割き、鍼には通うようにしたい。また、登山やカヤック等自然の中で過ごす時間が限られている。計画的に休みを使ってトレーニングに励もうと思う。

■西井万智子
仕事とトレーニングを上手く両立して、カヤックの漕ぎ練習が少ないので空いてる時間はエルゴマシーンで鍛えようと思います。あとは風邪を引いてしまったのもあり、体調管理には十分に気を付けます。


8月のトレーニング目標

■田中正人
ラン月間250㎞以上。1回で70~80㎞の距離を走ってみることにも挑戦していきたい。
山岳ランニングや荷物を背負ってのランなど実践的なトレーニングも実施していく。
パドリングとMTBの練習量を7月より増やしていく。
筋トレは短時間で効果を非常に実感できる。7月は実施にムラがあったので、これか
ら習慣づけるようにしていきたい。

■山北道智
カヤック、ラン及び自転車。7月より少しずつ距離を伸ばす。
引き続き、怪我の治療。

■西井万智子
継続して減量し、空いた時間に少しでも良いから走りに行き、7月より走行距離を伸ばします。

■高濱康弘
ランニングについては距離やスピードを求めるのではなく、パワーを重視していく。
そのため、10kg程度のウェイトを背負った状態でのランを実践していきたい。(目標:200km以上)
荷物を背負った場合、ショルダーストラップで肩が痛くなる傾向があるので、ここも同時に鍛えられればと思う。
カヤックについてはできるだけ実際に漕艇する機会を得たいところではあるが、8月の週末は既に殆ど予定が組まれているため、エルゴマシンでのフォーム作りの時間を増やす。(目標:8時間以上)
また、体幹の持久力、瞬発力を高めることを目的とした筋トレを盛り込む。(目標:種目合計2000回)

※エルゴマシン=カヤックのトレーニングマシーン

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