Patagonian Expedition Race 2016への道（4）

Patagonian Expedition Race（PER)のスタートまで１か月を切りました。
メンバー4人が揃う機会は数少なく、今回2日間に集中してチームトレーニングをしました。

1月16日（土）MTBトレーニング（埼玉県彩湖）
※山北は私事により欠席

1周約4.8㎞の彩湖を周回しての150kmの走行を目標としましたが、田中正人125km、田中陽希120km、西井万智子130kmで終了。合計走行時間は4時間20分でした。
前半は陽希を先頭に走るが、2年ぶりにMTBに乗ったという陽希はペース維持ができず後半になって失速。西井が安定したペースで走り切り、チーム内でも存在感を表しました。
今回は牽引などチーム内のフォローは行わず、各自の走り込みと実力把握を目的としました。
同じ場所を周回して走り込むのは自分のペースやフォームを確認しながら走れるので効果的でした。
MTB走行の前後はそれぞれ5㎞のジョギングも実施してコンディショニングも意識しました。

1月17日（日）シーカヤックトレーニング（三浦海岸）

三浦海岸を基点に城ケ島から久里浜までの距離40km弱を漕ぎました。
4人そろってのトレーニングはこれが初めてで、陽希・西井と田中・山北の各ペアでタンデム艇（2人乗り）乗り、お互いのコンディション等確認しながらの耐久トレーニングでした。
西井は陽希に指導を受けながらのパドリングとなり、追い波でのサーフィンも経験。ボートがひっくり返った時を想定して再乗艇（転覆した艇に自分で乗ること）トレーニングなどレスキュートレーニングも行いました。
これは、レース本番前に行う技術チェックの項目でもあるので、PER初出場の西井は、必ずクリアしなければいけない技術になります。

チリに出発するまでの短い時間、すべて装備を揃え、できる限りトレーニングをしていきます。
どうぞ応援をよろしくお願いいたします。

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レースは参加費や渡航費だけではなく、大自然の中で生命を支える高性能ギア、食料一式、そして何より飛行機に乗る際の荷物の超過料金など、多額の準備金が必要なため、金銭面は不充分な状況です。世界に挑み続けるチームイーストウインドへの資金援助をどうぞよろしくお願い申し上げます。

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