Patagonian Expedition Race 2016への道（7）

Team EAST WINDは、本日、選手集合地のPunta Arenasに到着します。
いよいよPatagonian Expedition Race (PER) が始まります。

近年、アドベンチャーレースはスピード重視の傾向にありますが、PERは冒険要素を追及した、まさに世界で最もワイルドな冒険レースです。ARWS (Adventure Racing Worl Series) では、1日に数回、他のチームと遭遇しますが、このPERは数日間、他チームはもとより、 人っ子一人、見ないことも少なくありません。そんな冒険の旅に、僕ちは間もなく出発します。

ルールは至ってシンプル。スタートの24時間前に開催されるブリーフィングにてコースが発表されます。その際に配布された地図と南半球用のコンパスを使って、定められた種目で、定められたCP（Check Point）を通過し、ゴールを目指します。
原則的にCPとCPの間はどこを通ってもOK（ブリーフィングまで、全選手はコースを知りません）。

スタートからゴールまでは、基本的に時計を止めません（夜間移動禁止区間が設定されている場合もあります）。したがって、どこでどれだけ休むかはチームの戦略になります。
種目を入れ替えるTA（トランジットエリア）までは、食事も自分たちで持ち運びます。そのため、なるべく高カロリーで軽量な物を選びます。数百キロ先のTAまで何日かかるか。ここを読み違えると、食料不足に陥ります。

【Patagonain Expedition Raceの主なルール】

・男女混成4人で1チーム。
・早くゴールしたチームが勝ち。
・GPSもしくはスマホなど、位置情報がわかる装置を使用したら失格。
・4人のうち、ひとりでも脱落したらチームは失格もしくはランク外。
・チームメンバーが100m以上離れてはいけない。
・基本的に主催者が決めた関門時間よりも遅いチームはランク外。
・レース中のサポートは禁止。
その他のルールはこちらを参照してください。

今年の参加チームはこちらです。EAST WINDはゼッケン2です。

どうぞ応援をよろしくお願いいたします。