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三浦海岸シーカヤックトレーニング

三浦海岸シーカヤックトレーニング

本日も晴天なり!
2回目のシーカヤックチームトレーニングを神奈川県三浦海岸で行いました。

今回はタンデム艇(二人乗り)を2艇で、パタゴニア本番のペアであるキャプテン田中さん&クラッチ、よーき&私のペアで出艇。

NHKカメラマンとディレクターも、漁船とカヤックから取材。
私たちの艇にも防水加工されたカメラが取り付けられました。

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ライフジャケットにも防水加工(?)のマイクが取り付けられて、常に全ての会話がカメラマンに聞こえて、録音されていました・・。 

練習メニューは前回より10km長い30kmと、最後にチームレスキュー(TXレスキュー法)とセルフレスキュー(パドルフロート使用)の練習。

こちらがトレーニングコース。
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個人的な目標としては、30kmバテずに漕ぎ続けること。
それともちろん、上記2通りのレスキューの練習。
私にとっては初めての距離、身体がどんな反応を示すか、また日ごろのパドリングマシーンと戸田公園トレーニングの成果が試されるときでした。

ペアのよーきから「とにかく長いから、力まないで後半も余力があるぐらいの力で漕いで」とアドバイスを頂き自分にも「先は長い」と言い聞かせながら漕ぎました。

意識ポイントは↓
・肘を曲げない
・身体の捻転を使う
・水をしっかりキャッチする
・ストロークを長く


出艇は予定通りの8:30。
前半の15km、ヨーキが沢山お喋りをしてくれて精神的にかなりリラックスすることができた。
そんな気配りがとても有り難く、ヨーキの優しさを感じました。

それとも彼はタダのお喋り・・・? 

「俺がしゃべらなくなったら、本当に(海の状況が)ヤバくて集中しなきゃいけないか、エネルギー切れ。」
と、ヨーキ。
彼のエネルギーが切れたら本当に大変なので(私が!)、本番でもヨーキがちゃんと補給しているか気を使おうと思いした。


もちろん、会話は全て録音されていました。
しかし誰かがずっとしゃべってくれているって飽きなくていいです。
リラックスできます。もちろん、しっかり意識するところは意識しつつ。

ヨーキがコントロールをしてくれるので、自分は漕ぎだけに集中することができました。

隊長&クラッチ艇は漕ぎのタイミングやストロークもよく合っているように見えた。
「同じぐらいの力の二人がペアで漕ぐのが一番良い」とヨーキが言っていました。

私とヨーキは力が違い過ぎて、ヨーキだけに大きな負担がかかってしまいスピードも隊長&クラッチ艇より遅くなってしまう。こればかりは自分がパドリング力を出来るだけ鍛えるしかないな、と痛感。


折り返し地点の城ケ島・三崎港で一度上陸、トイレと補給で30分ほどの休憩。


海は沖でもなかなか穏やかでした。
復路、牽引練習。

隊長・クラッチ艇が我々を牽引。
牽引すれば2艇が離れ離れになる心配はまず無い。だけど牽引する艇に負担がかかるので、されるほうも一生懸命漕がなくてはならない。

集中して漕いでいたので復路ではヨーキがとても静かでした。


ゴールより4~5km手前、隊長の腕が上がらなくなってきていた。
ここでヨーキが「牽引交代しましょう」と提案、今度は我々が牽引。


ゴール目前でTXレスキューとパドルフロートを使ったレスキューの練習。

隊長・クラッチのパドルフロートを使ったセルフレスキューの様子をビデオに撮りました。
沈が嫌で渋ってます(笑)
(揺れた映像に弱い人は酔うので要注意)
【TEW】パドルフロートレスキュートレーニング 隊長とクラッチ 20101210


練習終了後、メンバー全員で打ち合わせをしながらKOCCIの忘年会に出席するため新橋へ移動。
今年も『グラン大連』にてたくさんの方が集まりました。

正式に『パタゴニアへ行ってきます』と参加者の皆様へ報告が出来て良かったです。

ちゃりんこチェリーのH川さんから「お前らは俺たちの夢を抱えてるんだぞ!パタゴニアなんて行きたくても俺たちは行けないんだからな!!」と言った感じの『愛のお叱り』を受けました。

個人的にはこれに涙しそうになりました。いや、実際涙してたかな・・

イーストウインドに応募しようと思ったきっかけの一つ、『自分が人に感動や夢を与えることが出来るチャンスかもしれない』と思ったから。

他の人から夢を預かっていると思ったら、大きな責任とやりがいと、絶対に頑張らなきゃならないと今まで以上に認識できました。H川さん、かーさん、他応援してくださっている皆様、本当にありがとうございます。

武田さんは「イーストウインド勝手に応援隊」というのを発足、ビックリしましたがイーストウインドは本当に、みなさんから支えられて活動しているんだと実感しました。

イーストウインドトレーニング生になるということは自分だけの責任ではない自負と同時に、これまでとは全く違う意識と立場で、これまで参加してきたレースとはハードルが全く違う海外のレースに参加できることに、凄く凄く感謝と責任を感じ、皆様の『夢』をお預かりしているんだという気持ちになりました。

この気持ちがレース中、一番辛いときに私とチームの背中を押してくれるんだと思います。

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