合宿2日目。
今日はチームテイケイのメンバーと混合で2艇に別れて練習をしました。
午前はボートコントロールひとつひとつに課題を設けて漕ぐ「ドリルトレーニング」に取り組みました。 座ったポジションごとに求められるパドリングが分かれていて、各自の仕事のタイミングを合わせる、繋げるといった体験は新鮮でした。これまで自分の漕ぎに意識が集中しがちだったのが、ボートの動きに意識を持つ時間を作れるようになったのは大きな収穫でした。
午後は昨日に引き続き一漕ぎ一漕ぎのタイミングを合わせる為、メトロノームを使ったピッチ練習、最後にレース形式の長距離漕練習をしました。 昨日からの課題だった漕ぎ続けるにつれて「タイミングがズレる」「ストローク(漕ぎ)が短く、弱くなる」が今日も出てきましたが、掛け声をかけてキャッチのタイミングを合わせる『一発のストローク』をゆっくりにして呼吸を整えるなどの対策をしたおかげで素早くズレを修正することができました。
これまでやってきたコマーシャルラフティング(お客様をラフトボートに乗せてガイドするラフティング)では知らなかったパドリング・ボートコントロール方法、タイミングを合わせる為の声掛けなどレースならではの技術を学ぶことができた収穫の多い1日となりました。
文:安田光輝