ARJS長州大会　優勝

9/21(土)～22(日)に山口県下関市で開催されたARJS長州大会に、イーストウインドから田中正人、田中陽希、中村雅美が参戦し、優勝をしました。

田中正人
「コスタリカでの世界選手権に向けたトレーニングとして、国内レース出場4戦目になりました。長州大会は、難易度も高く、距離も長く、より実践的なトレーニングの機会となりました。今回特に学んだことは、個人の技量が低いとチームのレース戦略の選択肢が減るということでした。その中でもチームとして最善の方法を探り、実践に活かせたことは収穫でした。チーム力で個人差の穴埋めをしていくのも重要ですが、チームに貢献するために個人力を上げていくことにギリギリまで邁進していきたいと思います」

田中陽希
「4年ぶりの長州大会はやはり移動からアドベンチャーとなりました。三人で効率よく交代しながらの移動はレース前からチームが問われました。一日早く大会会場に到着したので、休む間もなく海にでて三時間ほどシーカヤックトレーニングを行い、レース当日の朝も同じトレーニングをして日に日に疲労がたまっていく中でのレーススタートとなりました。今回も打倒イーストウインドということで、僕たちに良いプレッシャーをかけてくれたチームがいたため、2日間通して気の抜けないレースをする事ができました。毎月レースを出続けてきた甲斐もあり、チームとしては着実に力をつけてきている感がありました。特にまさみさんはまだまだのびしろがありますが、得意分野ではチームを引っ張るところもあり、これからも楽しみになります。そして、ボロボロになった中での、最終日のトレイルランニングレースは筋疲労が強い中でもハイスピードで動く経験をする事が出来て、これもチーム、個人として良い時間となりました。出国まで2ヶ月しっかりと調整していきます」

中村雅美
「長時間の車での移動、休む間もないカヤック練習、レース当日にも追い込んだカヤック練習でこれから本当にレースが出来るのだろうかと心配になったくらい疲労困憊な状態で長州大会に挑みました。案の定、最初のトレッキングからチームのスピードについていけず、牽引ロープで引っ張ってもらい脚がもつれました。でもMTBはほとんどが舗装路で登りも今までのレースほど長くなく助かりました。2日目のカヤックは苦手なりにも懸命に漕ぎました。海が綺麗でレース以外で来たかったです。今回は2位とはかなり差を付けて優勝出来たのでほっとしました。

長州大会の翌日は10kmのトレラン大会のゲストランナーとして参加。第一回目とのことで小規模ながらもスタッフの配置や給水など、よく目が行き届いた暖かなイベントでした。連日の激しい運動で筋肉も内臓も疲れていましたが、選手とお話ししながらも結構追い込んだ走りが出来ました。レースを通して私個人の課題は山積していますが、前向きに取り組んでいきます」