ホーム

お知らせ

2024.02.29 日本山岳耐久レースコーストレーニング(ジョージ)

2024.02.29 日本山岳耐久レースコーストレーニング(ジョージ)

文責:所幸子(ジョージ)

S__35545096_0.jpg

テツ&ジョージでハセツネ錬をしてきました!
トレイルランナーなら一度は聞いたことがある『日本山岳耐久レース』(24時間以内):長谷川恒男CUP(通称ハセツネ)』は、登山家の長谷川恒男さんに由来するレースで30年の歴史があります。

そして我らが田中正人が初代チャンピオン!
そんな縁からか、長年コースコンディションが変わらない点が走力の確認に良いのか、過去にチームの定例トレーニングとして毎月ハセツネコースを走っていたのですが、今年からこのトレーニングを復活させることにしました。

今回は他のメンバーの都合が悪くなってしまったので、ハセツネコース初チャレンジのテツと、ずいぶん昔に1度走ったきりで記憶が曖昧なジョージの2人でゆるっとスタート......訂正、ゆるっとスタートしたのはジョージだけで、テツは「今日に合わせて気持ち作ってきたから、たとえジョージが来れなくて1人きりだったとしても走ってたよ。しっかり走れるところをチームに見せときたいんだよね」と気合の入った様子。
そんな彼に触発されて真剣な気持ちでスタートしました。

午前3時半頃に武蔵五日市駅をスタートして、コース中間地点の三頭山に着いたのが7時間後の11時間頃。
残雪に阻まれて思うようにスピードが上がらず、テツの膝にもダメージが蓄積。
想定より時間がかかっていたので水や食料も余裕が無く、とにかくコース4分の3地点にある大岳山荘での給水を心の支えに、水と食料を分け合い、膝のケアをしながら淡々と進みました。


しかし、ようやく大岳山荘に着いたー!と思ったのに、頼りにしていた山荘の水道が冬期閉鎖!下調べが甘かった...と反省しつつ「この先の沢できっと汲めるから」と気持ちを持ち直して進むも、沢に近づくにつれて水が枯れている...ように見える!?ここまで無言で淡々と進んでいた二人も、この状況に逆に笑えてしまい「踏んだり蹴ったりやな~」と会話が復活!笑
よくよく見ると少し下流で細く水が流れていたので、そこでなんとか給水をして一安心。
しかもさらに50m先でちゃんとした水場があったので、もうひと笑い。


それでも食料不足やテツの膝の痛みは解決していなかったので、とにかく無理のない範囲で前へ前へと走り続け、御岳山の神社近くの自動販売機でコーンスープをがぶ飲み!これで胃も心も元気を取り戻し、ゴールの五日市会館まで駆け下りました。


テツは最後まで気持ちを切らすことなくしっかりと走りきることができたし、ジョージも以前走った時には見ることができなかった昼のハセツネコースを楽しむことができて、充実のトレーニングとなりました。

S__35545098_0.jpg

◆距離 約70km
◆累積標高 4500m
◆タイム 15時間20分

【得たもの】
雪上ランの経験値
テツとジョージのチームワーク

【失ったもの】
テツの愛用シューズ
※ハセツネ中はボロボロシューズでしたが、次の日のOMO(オリエンテーリング大会)ではノースフェイス様からご提供いただいている別の元気なシューズを使用しましたのでご安心ください。

S__35545111_0.jpg

EAST WIND Production 〒379-1611 群馬県利根郡みなかみ町 鹿野沢637 M-302 TEL:0278-72-9292 FAX:0278-72-9292